梅雨空が晴れ上がるごとに、夏がしっかり近づいてくるのを感じられます。
はっきりしない蒸し暑い薄曇りの空の下、湿気をたっぷり帯びた風が吹くとき、沖縄の空が思い出されて悪くない気もしてまいります。
さて、恒例の泡盛文化の会のご紹介をさせていただきます。
そもそも泡盛文化の会とはなんでしょうか?
美しい自然とあたたかな人情、独特の文化。沖縄はたくさんの沖縄ファンを抱えております。この島は60年以上前は戦場となりました。悲惨な記憶は今も語りつがれ、アメリカの基地を多く抱える防衛の最前線としての役割を今も担わされております。
私達はなんで沖縄に惹かれるのでしょう?この風土と自然の中に、誰もが帰りたい日本人の心の故郷を垣間みているように思えます。
ヤマトンチューとして愛しき隣人、沖縄になにかの形でつながっていたい。沖縄を知る喜びをもっと多くの人に伝えられないだろうか?
掛田商店にあるとき集まった人たち、今の泡盛文化の会の幹事達のこんな思いが、この会の始まりでした。世界に誇る美酒泡盛を介して、その文化的背景とともに沖縄についてもっと深く知り、そしてつながりたい人、そんな人たちが皆、泡盛文化の会の会員であります。泡盛を通して沖縄のよき文化を多くの方とわかちあえたらとの思いで、会は毎年7月に横浜で行われております。
今年で11回を迎える泡盛文化の会。
1回目より沖縄酒造組合連合会の多大なるご支援のもとに回をかさねてまいりました。古酒、粗濾過、お湯割りなどテーマに沿った泡盛のテイスティングと各メーカーのブースのテイスティング。芸能と抽選会という筋立てで毎年行ってまいりました。皆さんもよくご存知の大きなメーカーの皆様のご協力のもと、10年間で泡盛は焼酎ブームを経て大きくその酒質も市場も変わっていきました。
そんな多大な皆様の貢献の中で、感謝とともに一方で、掛田商店が地道に築きあげてきた「地酒」というテーマがいつも心に引っかかっておりました。泡盛の地酒、本当に小さな単位で人が手で作るお酒と、それに携わる人を紹介したいとの思いがありました。伝統と文化としての泡盛であるならば、その原型は手造りの中に見ることができるのでは?
今回、小さな蒸留所の方々が数社出席くださいます。萬座、於茂登、久米島、マルタ、春雨…。まだ交渉中ですが、この会の地道な活動にご理解を賜りとてもうれしく思っております。
このたびは会の形式を大きく変えて、当初予定しておりました形式を前半着席に変えさせていただきます。(ご案内申し上げた方には、お断りなしにすみません。)
蒸留所の1社1社に蒸留所の背景と、造り手としての姿勢などを舞台にて紹介させていただきながら、その蒸留所のお酒をみなさんに召し上がっていただきます。
その後フリーテイスティングと芸能、抽選会となります。
地酒としての泡盛、その中にご来場くださる皆様の満足と共感をいただければ幸いです。どうぞ、造り手を囲み共にわかちあうこの機会に、皆様のご参加をお待ちしております。(参加は事務局掛田商店までお電話、メールをお寄せください)
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